ハードディスクのリカバリ方法を徹底検証

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ハードディスクの基礎知識

消耗品としてのハードディスク

HDDは、現在PCにおいて最も代表的な記憶装置です。あなたのパソコンには、コンピュータを動作させるOSや、アプリケーションをはじめとする様々なソフトウェアのほか、日々の作業により作成されるワープロや表計算ソフトのファイルやデータから、デジタルカメラなどの大切な画像データ、デジタルビデオなどの動画データなど、実に様々なデータが蓄積されていることでしょう。近年、データの大容量化は著しく、ハードディスクに保存されているデータも膨大な物になっています。HDDは大容量の記録が可能で、とても使いやすい反面、非常にデリケートな装置です。構造上、修理をして再利用する事は難しく、高価でありながら消耗品であるといえます。

精密でデリケートなハードディスク

そんなパソコンの記憶の要といえるHDD。その構造についてご存知ですか?

磁性体を塗布または蒸着された金属のディスク「プラッタ」を高速に回転させ、ディスクに磁気ヘッドを近づけてデータを読み取り/書き込みをします。磁気ヘッドとディスクの隙間はわずか10nm(ナノメータ:1 メートルの 10 億分の 1)。

この磁気ヘッドとディスクの関係を、ジェット機(磁気ヘッド)に例えると、地上(ディスク)との隙間はわずか数ミリメートルの高さを、音速以上のスピードで飛んでいることになると言われています。このミクロな世界では、わずかな隙間に小さなほこりが入っただけでも重大なトラブルになります。HDDが振動に弱い理由も、このわずかな隙間のせいなのです。振動によってディスクとヘッドが接触し、ディスクに傷がついてしまうことは想像するに難しくありません。

さらに、ディスクは毎分7,200回転というスピードで高速に回転しており、ディスク自体が発熱し高温に達します。毎日休みなく高速で動き続けるHDD。ベアリングの磨耗などにより軸ががたついたりして、読み出し/書き込みの障害が発生したり、動作中の不意な衝撃でクラッシュしたりすることもあります。

このように、とても精密な機械ですので、安定した使用には、周囲の振動や熱に対する対策も重要なのです

 
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